ポケモン剣盾S2 使用構築 ゲロゲキッス 最終100位-2155
ポケモン剣盾 s2 シングルでの使用構築
tn seg で使用
1つの完成した構築と満足できる完成度になったため紹介
構築経緯
キッスの対策とされるドリュウズ、(火,水)ロトムに対して貯水ステロ持ちガマゲロゲが強いと思いこの2匹を組み合わせて構築の軸とした。次に受け崩し、切り返しとして優秀で上の2体と相性の良いノーウエポンミミッキュを採用し、この3匹を基本選出とした。
これではギャラドスが厳しかったのでHBアーマーガアを採用し、ダイマックスをすることを想定、自身を勝ち筋とするため飛行技入れた。
相手のトゲキッスも怪しかったためチョッキ砂かきドリュウズを採用し、最後に相性補完と流行ってきていた悪巧み水ロトムを考えサザンドラを入れて構築の完成。
コンセプト
・ゲロゲのステロとクッション性能を用いてキッスでごり押す
・運勝ちする
個体
調整意図
H:16n-1
C:h振りバンギがダイフェアリーで高乱数1発
最強のポケモン。
このポケモンでしか崩せないような並びが沢山あるため、ゲロゲと合わせて無理やり選出することが多かった。
調整に関しては、ダイマックスバンギに+2ダイフェアリーをミリ耐えされたことがあるのでc252でhを169まで削る方がいいかもしれない。
技構成は、火炎放射と大文字で非常に悩んだがアーマーガアへのダメージ量、晴れ文字の火力を評価して大文字を選択。
ガマゲロゲ@混乱実
性格:図太い
特性:貯水
技:熱湯 大地の力 凍える風 ステルスロック
実数値:212(252)-90-139(252+)-105-96(4)-94
ミミッキュともキッスとも相性が良く、選出率は1番高かった。タイプだけでなくステロでの火力補強、こごかぜで初速の遅さを補える点でもキッスと相性が良い。こちらのトゲキッスでダイマックスを誘発(ドリュウズ、バンギラスなど)してこのポケモンに引き、ダイマックスターンを枯らしてからもう一度トゲキッスを通しにいくという流れがこの構築で1番の勝ちパターンとなっていた。
技構成に関して大地の力がどくどく、草結びと選択になるがガルドとパルシェンを意識して大地の力を採用している。サニーゴに力を吸い取られるのでaは低めを推奨。
ミミッキュ@混乱実
性格:臆病
特性:化けの皮
技:電磁波 身代わり 呪い 痛み分け
実数値:131(4)-85(-)-114(108)-×-143(140)-162(252+)
A:最低値
B:不一致イカサマを身代わりがだいたい耐える
S:最速ーーダルマのスカーフ確認が可能
削りとs操作を可能にするミミッキュ。
本来電気タイプに弱いポケモンである(ボルトチェンジで呪いを抜けれる、電磁波が通らない)が、この構築の場合ロトムは削ることができればトゲキッスが通るので強いシナジーがあった。また電気タイプ、ドリュウズに弱い点はガマゲロゲで補うことができる。キッスと合わせて受け回しに強く、勝ちを拾うことができた。運勝ちを量産した最高のポケモン。
ここまでの3匹はシーズン序盤から固定していた。
H:4n きのみを食べやすい
B:少し削ることで+2珠ミミッキュのダイホロウ(元技シャドークロー)できのみを食べやすい
S:s無振り挑発アーマーガアとランターン意識
ギャラドスを強く意識しての採用。ゲロゲでダイストリームを吸うとダイマックスターンを消費でき、雨も降らないため安定して処理することができる。並び的にビルドにしか見えないのか、鉄壁を警戒されずドリュウズやギャラドスで倒せると判断されている選出をされたため、比較的楽に勝ちを拾うことができた。アイヘよりは飛行技の方が良かったと思うが、ドリルくちばしでも良かったかもしれない。ブレイブバードにする利点は、ダイジェットの威力が違う点と有利対面で打つことによって後出しキッス、リザードンなどに大きな負荷をかけることができる点。
A:トゲキッスへのダメージを意識して252
S:ミラー意識して最速
ミミッキュに強く、キッスのストッパーとなれる。キッスで崩しにいきたい時とドリュウズで殴り合いたい時がわかれているため、選出段階でどちらのダイマックスを通すかをまず考える。
最初、持ち物は気合の襷で使用していたが、サザンドラの採用と同時にニンフィアへの引き先となれるよう突撃チョッキに持ち物を変更した。
岩石封じが強く、ダイマックス時に耐久無振りギャラをダイロックで超高乱数1発、h振りキッスをダイロック+ダイスチルで落とすことができるうえに非ダイマックス時の性能も高めている。アーマーガアに対してもダイスチル連打からのつのドリルで確率的にいい勝負ができるので一応処理ルートとなれる(かもしれない)。
ヌルアントやヒヒダルマ入りに出せる強そうなスカーフ枠として採用。耐性の良さと数値の高さで、ある程度の繰り出し性能がある点が他のスカーフ枠より優れている。このポケモンもトゲキッスの苦手なロトムに強い枠であり、他のポケモンとも相性補完がある点がよかった。
選出関連
・選出率(体感)
ガマゲロゲ>トゲキッス>ミミッキュ>ドリュウズ>アーマーガア>サザンドラ
ミミッキュのごまかし範囲が広く困ったら基本選出をしていた
・選出
ダイマックスのどれを通すかを考える
後ろにミミッキュがいる場合、初手強引なダイマックスを切っても良い(基本は切らない)
・選出パターン
対面系
→ゲロゲ+キッスorドリュ+ミミッキュ
→ドリュ+ ゲロゲ+キッス
パルシェン入りにはステロを撒きたい
キッスパルシェン入りは初手キッスの大草原で終わるためそっちをケアする選出をする。
バンドリ+ドラパルト
→ゲロゲ+キッス+なにか
→ゲロゲ+アーマーガア+なにか
相手に合わせてラストを選出
場合によってはゲロゲにダイマックスを切る
この並びに入ってきたウドハンミミッキュ、トリルミミッキュがきつい
カバギャラ
→ゲロゲ+アーマーガア+なにか
→ミミッキュ+アーマーガア+なにか
裏がサザンガルドとかの場合初手キッスとかを出す。ゲロゲミミッキュアーマーガアもあった。立ち回りは裏次第
ヌルアント
→ゲロゲorミミッキュ+キッス+サザン
基本はゲロゲよりミミッキュ
とんぼターンに身代わりを残して色々削った後にヌルを起点にキッスでダイジェット
痛み分けタイミングでヌルを釣ってサザンへの出合い頭をミミッキュ切りでケアできるとさらに良い
その他
ドリュキッスどちらかのダイマックスは通せそう
→ゲロゲorミミッキュ+キッス+ドリュ
サイクルしてからダイジェットを通す
→サザン+ドリュ+アーマーガアorキッス
受け寄り
→ミミッキュ+キッス+ドリュorゲロゲ
ドリル打ちたいかでゲロゲかドリュは判断
メタモン入り
→ミミッキュ+キッス+ドリュ
キッスをコピーされたらつらすぎるため、だいたい裏にドリュウズをおいた
実際にはアドリブでの選出がたくさんあった。
つらかった相手
→構築から草技感を察する
わるだくみ水ロトム
→サザンで削ってキッスで倒す(理想)
→ほぼ出てくるためミミッキュを選出して削る
鬼火(電磁波)ドラパルト
→ゲロゲのこごかぜでsをさげて展開する
s2総括
s2序盤では終盤より火ロトムが多く、ステロを踏ませキッスを通す動きで終盤より楽にかてていた。しかし、火ロトムの減少、トリルミミッキュやウドハンミミッキュ増加により通すのが少し難しくなった。とはいえ、環境の変化はあったものの軸としては強かったために最後まで上位をキープ出来たと思っている。さらにいいものを作ってs3以降で潜るときは最上位を目指していきたい。